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まちづくりレポート|住宅団地活性化なるか!-広島市戸建住宅団地活性化の取り組み

社会研究部 都市政策調査室長・ジェロントロジー推進室兼任 塩澤 誠一郎
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2015年3月、広島市は「住宅団地の活性化に向けて」と題する冊子を発行した。冊子には、高齢化する住宅団地の活性化に向けた市の方針、施策が描かれている。その目指す方向は、「住み続けられるまちづくり」、「多様な世代が集うコミュニティの再生」と謳われており、住宅団地が将来の市の人口を維持する受け皿としての役割を担っていくと宣言している。
全国的に、郊外住宅団地の高齢化、空洞化の進行は課題となっている。都市のコンパクト化を推進する政策が浮上する中、昨今は、郊外部ほど縮退の議論にさらされている。そのような状況下で、広島市は、住宅団地の重要性をあらためて再確認し、全ての住宅団地を対象に、活性化に向けて具体的な施策を打ち出した。その意図と施策展開後の状況を伝えたい。
■目次
1――はじめに
2――住宅団地活性化の背景と経緯
1|住宅団地の現状
2|住宅団地の特徴
3|住宅団地の具体事例
4|懸念される状況
5|住宅団地活性化研究会
3――住宅団地活性化の目指す方向と支援施策
1|住宅団地の位置付けと目指す方向
2|支援施策
3|庁内推進体制
4|支援対象
4――支援施策の内容と利用実績
1|支援施策の目玉である、“まるごと元気”住宅団地活性化補助事業
2|“まるごと元気”住宅団地活性化補助事業利用実績
5――支援施策の具体的取組事例「毘沙門台団地」
1|取り組みの内容
2|取り組みの背景と経過
3|施設管理と事業運営の概要
4|事業に対する評価
6――おわりに
(2016年11月29日「基礎研レポート」)

03-3512-1814
- 【職歴】
1994年 (株)住宅・都市問題研究所入社
2004年 ニッセイ基礎研究所
2020年より現職
・技術士(建設部門、都市及び地方計画)
【加入団体等】
・我孫子市都市計画審議会委員
・日本建築学会
・日本都市計画学会
塩澤 誠一郎のレポート
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