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- 【10月米住宅着工、許可件数】住宅着工許可件数は132.3万戸。市場予想を大幅に上回り、07年以来およそ9年ぶりの高水準。
2016年11月18日
1.結果の概要:住宅着工・許可件数ともに予想から上振れ
2.結果の評価:住宅着工許可件数は10-12月期の住宅市場の回復を示唆
10月の住宅着工件数の伸びは、前月比+25.5%(前月:▲9.5%)と15年4月(+23.7%)以来の水準に加速したほか、前年同月比も+23.3%(前月:▲11.4%)とこちらも16年2月(+35.8%)に次ぐ伸びとなった(図表3)。
住宅着工件数(前月比)を、戸建てと集合住宅に分けてみると、戸建てが+10.7%(前月:+8.4%)と前月から伸びが加速したほか、集合住宅が+68.8%(前月:▲38.9%)と前月の大幅な落ち込みの反動もあり、11年1月(+81.8%)に次ぐ大幅な伸びとなった(図表4)。
住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、北東部+4.1%ポイント(前月:▲3.3%ポイント)、中西部+6.4%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、南部+8.9%ポイント(前月:▲3.0%ポイント)、西部+6.2%ポイント(前月:▲1.8%ポイント)と全ての地域でマイナスとなった前月の反動もあり、全ての地域でプラス寄与に転じた。
住宅着工件数(前月比)を、戸建てと集合住宅に分けてみると、戸建てが+10.7%(前月:+8.4%)と前月から伸びが加速したほか、集合住宅が+68.8%(前月:▲38.9%)と前月の大幅な落ち込みの反動もあり、11年1月(+81.8%)に次ぐ大幅な伸びとなった(図表4)。
住宅着工件数(前月比)の地域別寄与度は、北東部+4.1%ポイント(前月:▲3.3%ポイント)、中西部+6.4%ポイント(前月:▲1.4%ポイント)、南部+8.9%ポイント(前月:▲3.0%ポイント)、西部+6.2%ポイント(前月:▲1.8%ポイント)と全ての地域でマイナスとなった前月の反動もあり、全ての地域でプラス寄与に転じた。
最後に、単月の変動を均すため許可件数の3ヵ月移動平均3ヵ月前比をみると、10月は+21.7%と2桁の大幅な伸びとなっているため、GDPにおける10-12月期の住宅投資は、3期ぶりにプラスに転じる可能性が高まったと言えよう。
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経歴
- 【職歴】
1991年 日本生命保険相互会社入社
1999年 NLI International Inc.(米国)
2004年 ニッセイアセットマネジメント株式会社
2008年 公益財団法人 国際金融情報センター
2014年10月より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
(2016年11月18日「経済・金融フラッシュ」)
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