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イギリスの年金制度改定の動向-年金制度の簡素化は実現するのか?
保険研究部 主席研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 篠原 拓也
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【要旨】
イギリスでは、年金制度改定の議論が進み、2014年5月に新しい年金法が成立した。その内容は、公的年金制度を現在の2階建てから1階建ての制度に改革する、支給開始年齢の引き上げを前倒しする、所定の企業年金への加入を条件に公的年金(報酬比例部分)への加入を免除する制度を廃止する、など抜本的なものとなっている。これまでに、イギリスの年金制度は改定が繰り返されたため複雑なものとなっているが、今回、制度そのものの簡素化を図り、わかりやすさと信頼性を追求することが制度改定の目的とされている。
今回の制度改定は2016年4月に行われる。この改定により公的年金および企業年金の加入動向等に影響が生じることが考えられる。引き続き、動向の注視が必要と考えられる。
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03-3512-1823
(2014年06月24日「保険・年金フォーカス」)
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