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2025年06月03日

持続可能なバイオマス発電の活用と林業の再生に向けて

金融研究部 准主任研究員・サステナビリティ投資推進室兼任 原田 哲志

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■要旨

近年ではバイオマス燃料価格の高騰などにより木質バイオマス発電事業者は事業の採算を確保することが難しくなっている。背景には、木質バイオマス発電事業者の増加や木材価格の世界的高騰がある。バイオマス発電はこのような困難な事業環境に置かれているが脱炭素や林業との共生といった重要な役割があり、持続的な活用が求められる。

■目次

1――バイオマス発電事業者を取り巻く事業環境が悪化
2――バイオマス発電の意義
3――国内林業は復調へ
4――バイオマス発電の持続的な活用に向けた課題

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年06月03日「基礎研レター」)

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金融研究部   准主任研究員・サステナビリティ投資推進室兼任

原田 哲志 (はらだ さとし)

研究・専門分野
資産運用、ESG

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
         大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
    2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)

    【加入団体等】
     ・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
     ・修士(工学)

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レポート紹介

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