- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 医療保険制度 >
- 「健康情報」の提供は、男女の特徴をいかしたアプローチを~「健康」への接し方は男女で違う
「健康情報」の提供は、男女の特徴をいかしたアプローチを~「健康」への接し方は男女で違う

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
昨今、健康経営に関心をもつ企業が増え、健康問題による従業員の生産性低下を防ぐことや、公的医療保険の負担を抑制することを主な目的として、従業員に対して、健康指導や情報提供を積極的に行っている。しかし、健康状態が相対的に良い若年層は、自分の健康状態や健康診断の結果への関心が低く、企業による健康指導や情報提供等の取組みが浸透しないケースもある。
そこで、ニッセイ基礎研究所で実施した調査を分析した結果、健康との接し方は男女で異なる特徴があり、年齢とともに変わる。企業による健康指導や情報提供等の取組みを効果的に伝えるためには、男女の特徴を捉えたきめ細やかな健康指導や情報提供が重要だろう。
■目次
1――企業による健康情報は従業員に伝わっているか
2――健康への接し方は男女で異なる
1|女性は20代から生活習慣や健康状態について考えている
2|男性は「指摘を受けて」、女性は「ライフイベント」や「病気等の話を聞いて」
3|情報収集するのも女性が多い。友人や家族の話を情報とするかで男女差。
4|女性は、現状を維持、または増強の意向
3――誰にどういう情報を提供するか
(2017年12月18日「基礎研レター」)

03-3512-1783
- 【職歴】
2003年 ニッセイ基礎研究所入社
村松 容子のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/07/22 | 保険ショップの利用実態とその変化~利用目的とチャネル選択にみる役割の変化 | 村松 容子 | 保険・年金フォーカス |
2025/07/03 | BMIと体型に関する認識のズレ~年齢・性別による認識の違いと健康行動の関係 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
2025/07/02 | 日本女性の“やせ”の特徴 | 村松 容子 | 基礎研レター |
2025/06/17 | 会社員のキャリアビジョン~男女別・年齢別の比較からみるキャリア志向の変化と管理職登用 | 村松 容子 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年08月13日
インド消費者物価(25年8月)~7月のCPI上昇率は+1.6%、食品価格の下落が続き8年ぶりの低水準に低下 -
2025年08月13日
企業物価指数2025年7月~国内企業物価は4ヵ月連続で伸びが縮小~ -
2025年08月13日
英国雇用関連統計(25年7月)-週平均賃金は前年比4.6%まで低下 -
2025年08月12日
東京オフィス市場は賃料上昇継続。宿泊需要は伸び率が鈍化-不動産クォータリー・レビュー2025年第2四半期 -
2025年08月12日
次期公的年金シミュレーターでは、iDeCoの取崩しイメージも見える化へ~年金改革ウォッチ 2025年8月号
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【「健康情報」の提供は、男女の特徴をいかしたアプローチを~「健康」への接し方は男女で違う】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
「健康情報」の提供は、男女の特徴をいかしたアプローチを~「健康」への接し方は男女で違うのレポート Topへ