2017年12月12日

EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第2の助言セットについてのCPを公表(1)-欧州委員会に対する助言内容-

保険研究部 取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長   中村 亮一

メールマガジン登録
twitter Facebook g+ このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む

文字サイズ

■要旨

ソルベンシーIIのレビューに関しては、欧州委員会から受けた技術的助言要求項目に対して、EIOPA(欧州保険年金監督局)が検討を行い、2017年7月4日に、「ソルベンシーII委任規則の特定項目に関する欧州委員会へのEIOPAの第1の助言セットに関するコンサルテーション・ペーパー」を公表した。このコンサルテーション・ペーパー(CP)の内容については、基礎研レポート「EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第1の助言セットについてのCPを公表(1)-欧州委員会に対する助言内容-」(2017.8.21)及び「EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第1の助言セットについてのCPを公表(2)-政策オプションの影響評価-」(2017.8.22)で報告し、これに対する関係者の意見については、保険年金フォーカス「EIOPA のソルベンシーIIレビュー に関する CP に対する反応 -欧州保険業界団体からの意見-」で報告した。

これらのフィードバックも踏まえて、EIOPAは、2017年10月30日に、「ソルベンシーII委任規則の特定項目のレビューに関する第1の助言セット」(以下、「第1の助言セット」という)をまとめて欧州委員会に提出したが、この内容についても、基礎研レポート「EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第1の助言セットを欧州委員会に提出」(2017.11.7)で報告した。

今回、EIOPAは、2017年11月6日に、「ソルベンシーII委任規則の特定項目に関する欧州委員会へのEIOPAの第2の助言セットに関するコンサルテーション・ペーパー」(以下、「今回のCP」と言う)を公表し、関係者からのフィードバックを求めている。
今回を含めた複数回のレポートで、この第2の助言セットに関する今回のCPの概要を報告する。

■目次

1―はじめに
2―今回のCPの全体概要
  1|ソルベンシーIIレビューの背景
  2|ソルベンシーIIレビューの目的
  3|今回のCPがカバーする項目
  4|今回のCPの構造
  5|今回のCPに対する今後のプロセス
3―今回のCPにおけるEIOPAによる助言の概要-保険引受けリスク関係-
  1|保険料及び準備金リスクの標準的なパラメータの再較正
  2|保険料リスクのためのボリューム指標
  3|死亡及び長寿リスクの再較正
  4|健康カタストロフィリスク
  5|人為的なカタストロフィリスク
  6|自然カタストロフィリスク
4―まとめ
twitter Facebook g+ このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む
27927_ext_01_0.jpg

保険研究部   取締役 研究理事 兼 年金総合リサーチセンター長

中村 亮一 (なかむら りょういち)

研究・専門分野
保険会計・計理

レポート

アクセスランキング

【EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第2の助言セットについてのCPを公表(1)-欧州委員会に対する助言内容-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

EIOPAがソルベンシーIIレビューに関する第2の助言セットについてのCPを公表(1)-欧州委員会に対する助言内容-のレポート Topへ