中村 亮一
中村 亮一のレポート
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2025年06月13日
欧州保険会社が2024年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(2)-SCRの算出(内部モデルの使用状況と分散効果の状況等)-
欧州の保険会社各社が4月から5月にかけて公表した単体及びグループベースのSFCR(Solvency and Financial Condit... -
2025年06月06日
欧州保険会社が2024年のSFCR(ソルベンシー財務状況報告書)を公表(1)-長期保証措置と移行措置の適用状況-
欧州の保険会社各社が4月から5月にかけて、単体及びグループベースのSFCR(Solvency and Financial Condition ... -
2025年06月05日
IAIGsの指定の公表に関する最近の状況(13)-新たに1社が指定されてIAIGsは19の国・地域からの60社に-
各国・地域の保険監督当局等によるIAIGs(国際的に活動する保険グループ)の指定を巡る状況については、これまでの保険年金フォーカスで適... -
2025年05月28日
複素数について(その2)-複素数と方程式-
今回の研究員の眼のシリーズでは、「虚数」及び虚数と実数で構成される「複素数」について、今一度それがどのようなもので、どんな性質を有して...
中村 亮一のパブリシティ
著書
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ソルベンシー規制の国際動向〔改訂版〕-保険会社の資本規制を中心に-
- 著者:
- 中村亮一(著)
- 出版社:
- 保険毎日新聞社
- 発行年月:
- 2023年12月
- 定価:
- ¥4,950(税込)
※当研究所、中村亮一が執筆。
保険会社の支払能力(ソルベンシー)の確保は、契約者保護の観点からきわめて重要なテーマです。ソルベンシー規制とは、保険金等の支払いを適切に行えるよう、監督当局が保険会社に対して監督を行うための規制をいいます。
初版(2020年10月刊行)から3年、ソルベンシー規制を中心とした財務健全性規制については、EUや英国、米国、日本などの各国・地域レベルで、その見直し等に向けての検討が着実に行われています。2025年の導入に向けて、IAIS(保険監督者国際機構)によるICS(保険資本基準)は最終段階に入りつつあります。
今回の改訂版においては、主にこうした3年間の各国・地域における新たなソルベンシー規制の導入に向けた各種の動向やその概要を解説しています。各章において、システミックリスクへの対応とマクロプルーデンス監督の動向の説明についても紙面を割きました。
第1章では、気候変動、サイバー、パンデミックいったエマージングリスクに対する監督当局の対応等について、第2章・第4章では、2023年から適用開始になった新たな会計基準であるIFRS第17号やLDTIの適用状況や影響等について、新たに追加した第6章では、EUや英国、米国、日本以外のその他の保険主要国・地域におけるソルベンシー規制の検討状況およびIFRS第17号への対応状況について、解説しています。
初版に引き続き、ソルベンシー規制をめぐる国際的な動向に興味・関心を有する方々にとって、まさにおすすめの一冊です。 -
アジアの生命保険市場II-パンデミックを踏まえた発展・変容と将来展望
- 著者:
- ニッセイ基礎研究所(編)
- 出版社:
- 文眞堂
- 発行年月:
- 2022年10月
- 定価:
- ¥3,850(税込)
※当研究所、三尾幸吉郎・片山ゆき・中村亮一・斉藤誠・松岡博司・松澤登・金明中・有村寛が執筆。
経済成長の中、アジアの生保市場は発展・変容し続けている。コロナ禍での負の影響だけではなく、消費者のリスク・保険ニーズの意識の向上、商品・販売面での的確な対応、保険企業の経営の近代化・高度化とデジタル化の促進という観点で大きな転換点に立っている。アジアの主要な生保市場の動向・変化の重要点をニッセイ基礎研究所が分析・解説。
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必携生命保険ハンドブック
- 著者:
- 中村亮一(著)
- 出版社:
- 中央経済社
- 発行年月:
- 2022年07月
- 定価:
- ¥4,180(税込)
※当研究所、中村亮一が執筆。
基本的な仕組み、ICT技術の発展に伴って多様化した商品と規制動向、業界が取り組む経営課題、隣接業界や海外動向等、第一人者が全体像を網羅的・体系的に解説した決定版。
生命保険事業の業務全般を体系的に解説するとともに、生命保険会社の経営に関するテーマ((1)サステナビリティ経営、(2)コーポレートガバナンス、(3)リスク管理、(4)グループ経営)や生命保険業界の課題と今後の展望((1)人口・社会構造等の変化への対応、(2)金融監督規制等の変化への対応、(3)多様化・複雑化するリスクへの対応、(4)グローバル化の進展と海外保険市場への進出、(5)デジタル社会への対応、といった最近のトピカルな課題についても触れることで、生命保険事業の全体像を俯瞰できるハンドブックとして位置付けられるものとなっています
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