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2025年06月24日

欧州大手保険Gの内部モデルの適用状況について-2024年のSFCRからのリスクカテゴリ毎の標準式との差異説明の報告等-

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■要旨

欧州の保険会社各社及びAegonが4月から5月にかけて公表した単体及びグループベースのSFCR(Solvency and Financial Condition Report:ソルベンシー財務状況報告書)やFCR(Financial Condition Report:財務状況報告書)については、これまで2回の保険年金フォーカスで報告してきた。具体的には、1回目のレポートでは、欧州大手保険会社グループ各社の長期保証措置や移行措置の適用の影響、2回目のレポートでは、内部モデルの使用状況及び分散効果の状況等について報告した。

今回のレポートでは、各社の内部モデルの適用状況に関して、標準式と各社で実際に使用された内部モデルとのリスクカテゴリ毎の差異の説明等について報告する。併せて、内部モデルを巡る状況について簡単に報告する。

■目次

1―はじめに
2―標準式と使用された内部モデルとの差異の説明
  1|Allianz
  2|AXA
  3|Generali
  4|Aviva
  5|Aegon
3―まとめ
  1|内部モデルの適用状況
  2|SFCRについての課題-内部モデルの説明という観点から-
  3|内部モデルの調和について-EIOPAによる内部モデルの比較研究-
  (参考)EIOPAによる内部モデルの比較研究

本資料記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と完全性を保証するものではありません。
また、本資料は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。

(2025年06月24日「基礎研レポート」)

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