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調整期間一致の主な効果は逆進的な年金削減の根本的な解消~年金改革ウォッチ 2023年11月号

保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
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ポイント解説:マクロ経済スライドの調整期間に関する課題・対策案・論点
年金部会では、マクロ経済スライドの調整期間一致案に対して委員の賛否が分かれた。本稿では、現行制度の課題と対策案、今後の論点を確認する。
■目次
1 ―― 先月までの動き
2 ―― ポイント解説:マクロ経済スライドの調整期間に関する課題・対策案・論点
1|現行制度の課題:給与が低いほど削減率が大
2|対策案:調整期間の一致が根本的な解決策
3|論点:メリットとデメリットの評価
* 年金改革ウォッチは2013年1月より連載。2023年4月より毎月第2火曜日(2023年5月と2024年1月は第3火曜日)に連載。
(2023年11月14日「保険・年金フォーカス」)
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03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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