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現行制度を放置すると低所得会社員ほど大幅な年金カットに~年金改革ウォッチ 2022年11月号
保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
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ポイント解説:基礎年金の水準低下の問題・影響・原因・対策・効果
年金部会では、委員の課題意識として基礎年金の水準低下やその原因の平易な説明などが示された。本稿では、基礎年金の水準低下の問題と影響、原因と対策などを確認する。
■目次
1 ―― 先月までの動き
2 ―― ポイント解説:基礎年金の水準低下の問題・影響・原因・対策・効果
1|問題:基礎年金の水準が厚生年金より大きく低下
2|影響:低所得会社員ほど水準低下が大幅に
3|原因:基礎年金の水準を国民年金財政で判断
4|対策:公的年金全体で基礎年金の水準を判断
5|効果:どんな世帯でも給付水準の低下が平等に
* 年金改革ウォッチは、2013年1月より毎月第1火曜日に連載(祝日は休載)。
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03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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