- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 社会保障制度 >
- 年金制度 >
- 基礎年金の水準低下問題への対策試案~2014年財政検証に基づく試算
基礎年金の水準低下問題への対策試案~2014年財政検証に基づく試算
保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
2019年は、少なくとも5年に1度実施される公的年金の財政検証(将来見通しの作成)の年である。本稿では、前回(2014年)の財政検証で積み残された基礎年金の水準低下問題に着目し、原因と対策を確認する。
■目次
1 ―― 問題の所在:現役時代の給与が低いほど、年金全体の削減が大きく
2 ―― 問題の原因:削減停止の判定方法と、デフレによる経過措置の長期化
3 ―― 政府の対応:環境要因にはある程度対応できたが、構造要因への対処は進まず
4 ―― 根本的対策(筆者試案):削減停止の判定方法を変更し、基礎年金と厚生年金の
停止を同時に
5 ―― 共通課題と対応策:基礎年金の水準改善に伴い、国庫負担が増加
* 本稿は2018年7月3日・9月4日発行「保険・年金フォーカス」を加筆・再構成したものである。

03-3512-1859
ソーシャルメディア
新着記事
-
2021年03月01日
世界各国の金融政策・市場動向(2021年2月)-株価は中旬までは上昇したが、下旬に調整 -
2021年03月01日
米個人所得・消費支出(21年1月)-追加経済対策の効果で個人所得は前月比で2桁の増加 -
2021年02月26日
2020年のマンション市場と今後の動向-コロナ禍で高まる需要、今マンションは買うべきなのか -
2021年02月26日
コロナ禍における労働市場の動向-失業率の上昇が限定的にとどまる理由 -
2021年02月26日
フィボナッチ数列について(その2)-フィボナッチ数列はどこで使用されたり、どんな場面に現れてくるのか(自然界)-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2021年01月21日
News Release
-
2020年10月15日
News Release
-
2020年07月09日
News Release
【基礎年金の水準低下問題への対策試案~2014年財政検証に基づく試算】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
基礎年金の水準低下問題への対策試案~2014年財政検証に基づく試算のレポート Topへ