- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- ジェロントロジー(高齢社会総合研究) >
- 高齢者世帯の家計・資産 >
- 老後準備を再考する~老後資金は本当に2000万円必要か
老後準備を再考する~老後資金は本当に2000万円必要か

金融研究部 准主任研究員・サステナビリティ投資推進室兼任 原田 哲志
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
2019年、金融庁が公表した報告書の中での老後生活で30年間で2000万円の資金の取崩しが必要との記述が大きな話題となった。報告書の公表から数年が経過したが、老後資金の準備はその後も多くの人々から高い関心が持たれている状況に変わりはない。老後資金として必要な金額に大きな注目が集まったが、必要な金額は生活スタイルなど個々の状況により大きく異なる他、老後準備には健康など資金以外の面も重要である。老後資金を少しずつ準備しておくことはもちろん重要だが、闇雲に貯蓄を増やすのではなく、他の方法を効果的に用いるなど、老後の様々なリスクに適切に備えることが必要だ。
■目次
1――老後資金として2000万円が必要と話題に
2――老後資金準備の試算についての課題点
3――老後準備として考えられる方法
4――おわりに
(2023年08月24日「基礎研レポート」)

03-3512-1860
- 【職歴】
2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)
【加入団体等】
・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
・修士(工学)
原田 哲志のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2025/07/08 | 次世代の太陽電池「ペロブスカイト」とは | 原田 哲志 | 基礎研マンスリー |
2025/07/07 | グローバル株式市場動向(2025年6月)-半導体関連銘柄を中心に上昇 | 原田 哲志 | 基礎研レター |
2025/06/25 | 退職世代の家計の実際-統計で見る退職世代の貯蓄・消費 | 原田 哲志 | 基礎研レター |
2025/06/13 | DeepSeekに見るAIの未来-近年のAI進化の背景とは | 原田 哲志 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年07月17日
貿易統計25年6月-トランプ関税下でも米国向け輸出数量は横ばい圏で踏みとどまり、4-6月期の外需寄与度はプラスに -
2025年07月16日
サステナビリティ情報開示の法制化の概要 -
2025年07月16日
ネットにおけるプライバシー権-投稿の削除と損害賠償 -
2025年07月15日
インド消費者物価(25年7月)~6月のCPI上昇率は+2.1%、食品価格の下落で6年ぶりの低水準に -
2025年07月15日
民間医療保険の健全性強化を図るインドネシア-医療保険規制は医療制度の課題を示す-
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2025年07月01日
News Release
-
2025年06月06日
News Release
-
2025年04月02日
News Release
【老後準備を再考する~老後資金は本当に2000万円必要か】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
老後準備を再考する~老後資金は本当に2000万円必要かのレポート Topへ