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老後準備を再考する~老後資金は本当に2000万円必要か
金融研究部 准主任研究員・ESG推進室兼任 原田 哲志
2019年、金融庁が公表した報告書の中での老後生活で30年間で2000万円の資金の取崩しが必要との記述が大きな話題となった。報告書の公表から数年が経過したが、老後資金の準備はその後も多くの人々から高い関心が持たれている状況に変わりはない。老後資金として必要な金額に大きな注目が集まったが、必要な金額は生活スタイルなど個々の状況により大きく異なる他、老後準備には健康など資金以外の面も重要である。老後資金を少しずつ準備しておくことはもちろん重要だが、闇雲に貯蓄を増やすのではなく、他の方法を効果的に用いるなど、老後の様々なリスクに適切に備えることが必要だ。
■目次
1――老後資金として2000万円が必要と話題に
2――老後資金準備の試算についての課題点
3――老後準備として考えられる方法
4――おわりに
(2023年08月24日「基礎研レポート」)
03-3512-1860
- 【職歴】
2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)
【加入団体等】
・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
・修士(工学)
原田 哲志のレポート
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