- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 中国経済 >
- 中国本土旅行者がコロナ前水準に戻るのはいつか?
2023年08月14日
文字サイズ
- 小
- 中
- 大
■要旨
中国本土旅行者は増加傾向だったものの他国・地域と比べるとその動きは鈍かった。しかし、中国本土旅行者の3割を占める団体旅行ツアーの再開でスピードアップしそうである。足元の円安・元高もフォローの風となる。ここ数年の人民元レートの推移を見ると、コロナ前(2019年)より2割ほどの円安・元高で、韓国ウォンやタイバーツより割安感がある。韓国・タイは人気の高いライバルだけに、旅行先として日本を選択する誘因となるだろう。2024年夏にはコロナ前(2019年)の水準に戻ると予想している。
■目次
1――中国本土旅行者の動向
2――コロナ前水準に戻るのは2024年夏と予想
中国本土旅行者は増加傾向だったものの他国・地域と比べるとその動きは鈍かった。しかし、中国本土旅行者の3割を占める団体旅行ツアーの再開でスピードアップしそうである。足元の円安・元高もフォローの風となる。ここ数年の人民元レートの推移を見ると、コロナ前(2019年)より2割ほどの円安・元高で、韓国ウォンやタイバーツより割安感がある。韓国・タイは人気の高いライバルだけに、旅行先として日本を選択する誘因となるだろう。2024年夏にはコロナ前(2019年)の水準に戻ると予想している。
■目次
1――中国本土旅行者の動向
2――コロナ前水準に戻るのは2024年夏と予想
(2023年08月14日「基礎研レター」)
三尾 幸吉郎
三尾 幸吉郎のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
---|---|---|---|
2024/12/16 | 図表でみる世界のGDP-日本が置かれている現状と世界のトレンド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/07/30 | 図表でみる世界の人口ピラミッド | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レター |
2024/04/05 | 不動産バブルの日中比較と中国経済の展望 | 三尾 幸吉郎 | 基礎研マンスリー |
2024/03/11 | Comparison of Real Estate Bubbles in China and Japan, and Prospects for the Chinese Economy | 三尾 幸吉郎 | 基礎研レポート |
新着記事
-
2025年03月28日
OPECプラスの軌跡と影響力~日本に対抗策はあるのか? -
2025年03月28日
トランプ2.0でEUは変わるか? -
2025年03月28日
韓国における最低賃金制度の変遷と最近の議論について -
2025年03月28日
新NISAの現状 -
2025年03月28日
トランプ政権2期目の移民政策-強制送還の大幅増加は景気後退懸念が高まる米経済に更なる打撃
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年11月27日
News Release
-
2024年07月01日
News Release
-
2024年04月02日
News Release
【中国本土旅行者がコロナ前水準に戻るのはいつか?】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
中国本土旅行者がコロナ前水準に戻るのはいつか?のレポート Topへ