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負担感や世代間格差に関する記事や画像が年金ツイートの契機に-「年金」を含むツイートの投稿契機 (2022年11月)
保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
2022年11月に投稿された「年金」を含むツイートが何を契機に投稿されたかを考察するために、基礎的な投稿状況やツイートに含まれるリンクを分析した。その結果、負担感に関する記事や世代間の不公平に関する画像が投稿の契機になっていたが、これらは特段のニュース(新しく判明した事実)ではなかった。過去に話題になっていたことがTwitterユーザーの中ではあまり知られていなかった可能性や風化していた可能性、Twitterユーザーが普段から負担感や不公平感に関心を持っていた可能性がある。
■目次
1 ―― 本稿の問題意識と分析対象:年金ツイートは、何を契機に投稿されたか?
2 ―― 投稿契機:ニュースサイトを参照するツイートは変動大。他のツイートも連動する傾向
1|返信ツイート
:世代間格差や中小企業の負担増に関するツイートが返信を集めたが、対象は分散
2|引用リツイート
:世代間格差や中小企業の負担増に関するツイートが引用を集め、対象は集中
3|リンクを含むツイート:負担増に関する記事へのリンクを含むツイートが多数
4|単独で発信されたツイート:投稿契機は不明だが、他の投稿契機と概ね連動
3 ―― 総括:特段のニュースはなく、負担感や不公平感に関する記事などが投稿契機に
1|投稿の傾向:負担感に関する記事や世代間の不公平に関する画像が投稿の契機に
2|考察:Twitterユーザーは、普段から負担感や不公平感に関心を持っている可能性
03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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