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2020年に公表されていた厚労省の試算が年金ツイートの契機に-「年金」を含むツイートの投稿契機 (2022年9月下旬~10月)
保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫
2022年9月下旬~10月に投稿された「年金」を含むツイートが何を契機に投稿されたかを考察するために、基礎的な投稿状況やツイートに含まれるリンクを分析した。その結果、年金改革案を紹介する3つの記事が多くの投稿の契機になっていた。これらの記事の内容は、厚生労働省が2020年に公表した資料に載っていたものだった。今回注目を集めたことは、今後の国民的な議論に向けた準備になった、と評価できよう。
■目次
1 ―― 本稿の問題意識と分析対象:年金ツイートは、何を契機に投稿されたか?
2 ―― 投稿契機:ニュースサイトを参照するツイートは変動大。他のツイートも連動する傾向
1|返信ツイート
:ネット記事の告知や意見のツイートが多くの返信を集めたが、返信対象は分散
2|引用リツイート
:ネット記事への意見のツイートが多くの引用を集め、引用対象は割と集中
3|リンクを含むツイート
:年金改革案に関する記事へのリンクを含むツイートが多数
4|単独で発信されたツイート
:投稿契機は不明だが、他の投稿契機と概ね連動
3 ―― 総括:年金改革案を紹介する3記事が投稿の契機になったが、内容は2020年の厚労省試算
1|投稿の傾向:年金改革案を紹介する記事が投稿の契機に
2|考察:注目された記事の内容は2020年の厚労省試算。今回の注目で周知が進展
03-3512-1859
- 【職歴】
1995年 日本生命保険相互会社入社
2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
(2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)
【社外委員等】
・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)
【加入団体等】
・生活経済学会、日本財政学会、ほか
・博士(経済学)
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