2022年11月14日

米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

文字サイズ

■要旨
 
  • 2022年の米国株式は、米国で収まらないインフレと急激な金利上昇や企業業績が弱含む中でも年後半は底堅く推移した。
     
  • ただ、現時点で米国株式自体に割高感があることに加えて、2023年は米国企業の業績が一段と厳しくなることが見込まれる。
     
  • 米国株式は2023年前半に米国企業の業績見通し引き下げに伴って下落し、S&P500種株価指数が2,800ポイントから3,600ポイント程度で推移することを予想する。


■目次

1――2022年、予想外だらけだった米国株式
2――2023年の米国株式にのしかかる2つの懸念
3――最後に
Xでシェアする Facebookでシェアする

金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

米国株式が2023年前半に厳しいわけ~S&P500種株価指数が2,800-3,600ポイントでの推移を予想~のレポート Topへ