2022年10月18日

人口減少社会の到来(中国)【アジア・新興国】中国保険市場の最新動向(54)

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 片山 ゆき

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■要旨

中国当局は「今後3年以内で人口減少がおこり、10年前後で3人に1人が高齢者の社会になる」と認めた。有配偶率の低下、晩婚化の進展、「結婚は人生で必須ではない」の非婚化が出現する中で、少子化は更に厳しさを増している。

■目次

1――中国当局が認めた「今後3年以内に人口が減少しはじめ、10年前後で3人に1人が
  高齢者(60歳以上)の社会になる」という事実。
2――少子化の背景にある婚姻率の低下、すすむ晩婚化、「結婚は人生で必須ではない」の
  非婚化の出現
3――小さな世帯に大きな負担。家族扶養と社会扶養の法的強制。
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

片山 ゆき (かたやま ゆき)

研究・専門分野
中国の社会保障制度・民間保険

経歴
  • 【職歴】
     2005年 ニッセイ基礎研究所(2022年7月より現職)
     (2023年 東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程修了) 【社外委員等】
     ・日本経済団体連合会21世紀政策研究所研究委員
     (2019年度・2020年度・2023年度)
     ・生命保険経営学会 編集委員・海外ニュース委員
     ・千葉大学客員准教授(2023年度~) 【加入団体等】
     日本保険学会、社会政策学会、他
     博士(学術)

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レポート紹介

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