2022年07月05日

将来推計人口では、中長期仮定を見直しつつ、コロナ禍の影響を加味~年金改革ウォッチ 2022年7月号

保険研究部 上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任 中嶋 邦夫

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■要旨

ポイント解説:出生率や死亡率の動向(少子化や長寿化の動向)
次の将来推計人口や年金の将来見通し(財政検証)に向けたスケジュールを確認した上で、近年の出生率や死亡率の動向を確認する。

■目次

1 ―― 先月までの動き
2 ―― ポイント解説:出生率や死亡率の動向(少子化や長寿化の動向)
  1|次の将来推計人口に向けたスケジュール
   :通常より約1年遅れ、2023年の早い時点に公表予定
  2|出生率の動向
   :コロナ禍の影響は大きくないが、若年層の低下傾向が懸念材料
  3|死亡率の動向
   :70歳以上で2020年より若干上昇
 
* 年金改革ウォッチは、毎月第1火曜日に連載(祝日は休載)。

(2022年07月05日「保険・年金フォーカス」)

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保険研究部   上席研究員・年金総合リサーチセンター 公的年金調査室長 兼任

中嶋 邦夫 (なかしま くにお)

研究・専門分野
公的年金財政、年金制度全般、家計貯蓄行動

経歴
  • 【職歴】
     1995年 日本生命保険相互会社入社
     2001年 日本経済研究センター(委託研究生)
     2002年 ニッセイ基礎研究所(現在に至る)
    (2007年 東洋大学大学院経済学研究科博士後期課程修了)

    【社外委員等】
     ・厚生労働省 年金局 年金調査員 (2010~2011年度)
     ・参議院 厚生労働委員会調査室 客員調査員 (2011~2012年度)
     ・厚生労働省 ねんきん定期便・ねんきんネット・年金通帳等に関する検討会 委員 (2011年度)
     ・生命保険経営学会 編集委員 (2014年~)
     ・国家公務員共済組合連合会 資産運用委員会 委員 (2023年度~)

    【加入団体等】
     ・生活経済学会、日本財政学会、ほか
     ・博士(経済学)

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