2021年10月01日

過疎地において自動運転サービスは持続可能か(下)~レベル3の最前線・福井県永平寺町の取組みから~

生活研究部 准主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任   坊 美生子

少子高齢化 高齢化問題(全般) などの記事に関心のあるあなたへ

btn-mag-b.png
基礎研 Report Head Lineではそんなあなたにおすすめのメルマガ配信中!
各種レポート配信をメールでお知らせするので読み逃しを防ぎます!

ご登録はこちら

twitter Facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む

文字サイズ

■要旨

福井県永平寺町では、全国に先駆けて自動運転に取り組んだことで、交通・自動車関係の様々な企業や研究者などが集まるようになり、地域にMaaS会議が誕生した。そこで地域交通について話し合ううちに、デマンド型乗合タクシーの取組みが始まった。住民がドライバーとなり、高齢者を送迎する仕組みである。これが順調に利用されるようになり、地域のつながりや交流が盛んになってきた。自動運転がもたらした波及効果である。将来的には、デマンド型乗合タクシーを他地域にも広げ、運用しながら、自動運転との連携方法を探っていく考えである。


<対談参加者>
◇河合永光氏 永平寺町長。福井工業大学工学部卒。2006年から永平寺町議、同議長を務め、2014年の町長選で初当選。現在2期目。

坊美生子 ニッセイ基礎研究所生活研究部准主任研究員。ジェロントロジー推進室兼任。高齢者の視点で移動支援、交通政策を研究。


■目次

・ゆくゆくは電磁誘導線を集落まで延ばし、集落に移動サービスの拠点を
・自動運転を機に、地域や県内外の関係者が移動課題を議論するMaaS会議が発足。乗合タクシー
 誕生につながる
・移動支援と見守りが必要な高齢者を、乗合タクシーの仕組みで支えていく
・交通サービスは住民の生活を助けるために運営している。住民が利用するなら、町が補助金を
 出して維持する。
・初めから自動運転と乗合タクシーを結びつけるのではなく、運用しながら進化、連携させていく
・過疎地における自動運転の実装と実用化に関して、永平寺町の取組みから見えてきた成果と課題
twitter Facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 Pocketで後で読む

生活研究部   准主任研究員・ジェロントロジー推進室兼任

坊 美生子 (ぼう みおこ)

研究・専門分野
ジェロントロジー、交通政策・移動サービス、労働

アクセスランキング

レポート紹介

【過疎地において自動運転サービスは持続可能か(下)~レベル3の最前線・福井県永平寺町の取組みから~】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

過疎地において自動運転サービスは持続可能か(下)~レベル3の最前線・福井県永平寺町の取組みから~のレポート Topへ