2021年01月08日

金価格、最高値更新はあるか?~金相場の見通し

経済研究部 上席エコノミスト   上野 剛志

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3.金融市場(12月)の振り返りと予測表

(10年国債利回り)
12月の動き 月初0.0%台前半でスタートし、月末も0.0%台前半に。
月初から、新型コロナに関してワクチン普及への期待と内外での感染拡大に対する懸念が交錯する形で0.0%を若干上回る水準で膠着した推移が継続。その後、15日には感染拡大に伴う行動制限強化に対する懸念や同月の国債大量償還に伴う再投資への期待から4カ月ぶりに0.0%へと低下した。しかし、翌16日には高値警戒感や持ち高調整によって再び0.0%台前半に戻り、月末にかけて0.0%台前半での推移が続いた。
日米長期金利の推移(直近1年間)/日本国債イールドカーブの変化/日経平均株価の推移(直近1年間)/主要国株価の騰落率(12月)
(ドル円レート)
12月の動き 月初104円台前半でスタートし、月末は103円台半ばに。
月初から、新型コロナワクチンの普及や米追加経済対策への期待を受けて市場がリスク選好に振れる場面と、足元の感染拡大を受けてリスク回避に振れる場面が交錯したが、安全通貨とされる円とドルが他通貨に対して同方向に売買されたことで、ドル円は103円台後半から104円台前半での膠着した推移が継続。その後、FRBが量的緩和の長期化方針を示したことでドル売り圧力がやや強まり、17日には103円台前半に低下した。下旬には、持ち高調整やコロナ拡大を受けた流動性確保のドル買いによってドル円はやや持ち直したものの上値も重く、月末は103円台半ばで終了した。
ドル円レートの推移(直近1年間)/ユーロドルレートの推移(直近1年間)
(ユーロドルレート)
12月の動き 月初1.19ドル台後半でスタートし、月末は1.22ドル台後半に。
月初、1.19ドル台でスタートした後、コロナワクチンの普及や米追加経済対策への期待が高まるなか、リスク選好的なユーロ買いドル売りが続き、3日には1.21ドル台半ばに達した。しばらく1.21ドル台での推移が続いた後、FRBが量的緩和の長期化方針を示したことでドルが売られ、18日には1.22ドル台後半へと上昇した。その後は一旦1.21ドル台へ下落したものの、下旬には英国とEUの通商交渉合意や米追加経済対策成立を受けてリスク選好のユーロ買いが再び活発化、月末には1.22ドル台後半まで上昇した。
金利・為替予測表(2021年1月8日現在)
 
 

(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
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経済研究部   上席エコノミスト

上野 剛志 (うえの つよし)

研究・専門分野
金融、日本経済

(2021年01月08日「Weekly エコノミスト・レター」)

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