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コロナウイルス禍中の米国生保会社の個人生命保険販売-ソーシャルディスタンスと対面販売-
松岡 博司
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新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う緊急事態宣言中の自粛生活の中で、人々の間には他者との過剰な接触を避ける行動様式が一定程度根付いてきたように見える。「在宅勤務(テレワーク)」や「リモート」という言葉も違和感なく受け入れられるようになった。こうした行動変容は今後も一定程度維持することが求められている。
こうした行動変容は、従来、対面で納得を得て販売することをメインの販売手法としてきたわが国の生保業界に対して、時代の要請に即した新たな生命保険対面販売のあり方を模索するという難題を背負わせることになる。
今回は、そうした検討の手がかりとして、米国の生命保険マーケティングの調査・教育機関であるリムラが加盟生保会社を対象に行った調査の結果を紹介する。
■目次
はじめに
1――コロナ禍中の個人生命保険申し込みと販売高への影響
(1)個人生命保険申込みへの影響
(2)個人生命保険の販売高への影響
(3)引受要件の変更
2――生命保険エージェントへの影響
さいごに
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【コロナウイルス禍中の米国生保会社の個人生命保険販売-ソーシャルディスタンスと対面販売-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
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