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日本でよくみられる症状と病気-自覚症状がなければ、まず様子をみる?
保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
日本の人は、どんな症状に悩まされやすいのか。どんな病気にかかりやすいのか。そして、自覚症状がある場合などには、すぐに病院で受診しているのか。これらは、受療の一断面を映し出すものだ。
本稿では、日本でよくみられる症状と病気、受診までの時間などをみていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――有訴者率と通院者率の推移
1|有訴者率は高齢層を中心に低下傾向
2|通院者率は、緩やかな上昇傾向にある
3――主な症状と疾病
1|男性は腰痛、女性は肩こりが主な症状
2|男女とも高齢層の主な疾病は高血圧症
4――受診までの時間
1|自覚症状がない場合、6日以内での受診は約20%
2|受診までに時間を要した理由のトップは、まず様子見
3|悪性新生物、心疾患、脳血管疾患でも、まず様子見
5――おわりに (私見)
保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
公式SNSアカウント
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