2019年09月04日

インド経済の見通し~景気対策により年後半に底入れも、雇用悪化や輸出停滞で緩慢な成長が続くと予想(2019年度+6.0%、2020年度+6.7%)

経済研究部 准主任研究員   斉藤 誠

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■要旨
  • インド経済は4-6月期の成長率が+5.0%となり、約5年ぶりの低水準を記録した。
     
  • 4-6月期は前期に続いて選挙関連支出など公的部門による景気の下支えはあったものの、総選挙前の先行きの不透明感から投資が停滞、ノンバンク金融会社の流動性収縮により民間消費が失速するなど、昨年から続く景気減速に歯止めがかからなかった。
     
  • 経済の先行きは総選挙後の政治リスクの後退や政府と中銀の景気刺激策、昨年から続く貸し渋りの影響が一巡することにより、年後半から景気が底入れする見通しである。
     
  • もっとも雇用環境や企業の投資マインドの悪化、輸出停滞の長期化などから、その後の景気の回復ペースは遅く19年度の成長率は+6%程度の勢いを欠いた成長を予想する。

■目次

・経済概況:消費失速で5期連続の景気減速
・経済見通し: 景気は年後半に底入れも、回復は遅れる見通し
・(為替の動向)ルピー弱含みが続く
・(物価の動向)景気回復の遅れから物価安定を予想
・(金融政策の動向)年内1回の追加利下げを予想
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経済研究部   准主任研究員

斉藤 誠 (さいとう まこと)

研究・専門分野
アジア・新興国経済

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【インド経済の見通し~景気対策により年後半に底入れも、雇用悪化や輸出停滞で緩慢な成長が続くと予想(2019年度+6.0%、2020年度+6.7%)】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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