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2019年03月07日
オフィス市況は一段と改善。REIT指数(配当込)は最高値を更新ー不動産クォータリー・レビュー2018 年第4 四半期
基礎研REPORT(冊子版)3月号
03-3512-1858
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10-12月期のGDP成長率は2四半期ぶりのプラス成長となった。住宅市場は価格が高値圏で推移するなか横ばいの動きとなっている。東京オフィス市場は、空室率がさらに改善し賃料の上昇ペースが高まっている。2018年の訪日外国人客数は前年比8.7%増加、外国人の宿泊者数は11%増加した。2018年のJ-REIT市場は6.7%上昇し、J-REITによる年間の物件取得額は約1.8兆円に増加した。
1―経済動向と住宅市場
全体の4割超を占める貸家が前年比▲5.5%と落ち込んで全体の着工戸数を押し下げた。一方、2018年の首都圏のマンション新規発売戸数は37,132戸(前年比3.4%)となり2年連続で増加した。1戸当たりの平均価格は5,871万円(前年比▲0.6%)、㎡単価は86.9万円(前年比1.2%)、初月契約率は62.1%(前年比▲6.0%)、12月の販売在庫は9,552戸(前年比+2,446戸)と大幅に増加した。また、2018年の首都圏中古マンションの成約件数は37,217件(前年比▲0.3%)となり、過去最高を記録した前年から減少に転じた。今後の住宅市場については、貸家着工と関連の高い個人の貸し家業向け貸出(アパートローン)の動向や10月の消費税率引き上げを前にした駆け込み需要の影響が注目される。
好調なオフィス市況や再開発事業の進展による繁華性の向上などを背景に不動産需要は引き続き高い水準にある。
3―不動産サブセクターの動向
eコマース市場の拡大や物流拠点の集約ニーズなどを背景に先進的物流施設への需要は旺盛で、これまで空室の目立っていた圏央道エリア(首都圏)や湾岸部(近畿圏)の需給バランスが改善した。
4―J-REIT(不動産投信)・不動産投資市場
需給面では株式市場が調整局面に入るなか、REIT市場はリスクマネーの逃避先に選ばれて海外投資家を中心に資金が流入した。市場時価総額は13%増の12.9兆円となり東証1部の不動産業セクターに並ぶ規模へと拡大している。不動産売買では、約1.8兆円の不動産を取得する一方で、現在の価格上昇を好機と捉えて過去最高となる約3,720億円の資産売却を実行した。アセットタイプ別ではスポンサーパイプラインが豊富なオフィスビルや物流施設の取得が増加した。
(2019年03月07日「基礎研マンスリー」)
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