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中国経済の現状と今後の注目点~債務圧縮(デレバレッジ)と景気対策には矛盾点、19年成長率目標は引き下げか

三尾 幸吉郎
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4.輸出の動向

主要国・地域別の貿易取引を見ると、輸出額では米国向けが最も大きくて4784億ドルと全体の約2割を占めており、第2位はEU向けの4086億ドル、第3位はASEAN向けの3192億ドル、日本向けは1471億ドルだった。なお、伸び率ではASEAN向けが前年比14.2%増、米国向けが同11.3%増、EU向けが同9.8%増、日本向けが同7.2%増だった。
他方、輸入額ではEUが最も大きくて2735億ドルと全体の約13%を占めており、第2位はASEANの2686億ドル、第3位は韓国の2046億ドル、第4位は日本の1806億ドルで、米国は1551億ドルと全体の約7%を占めるに留まった。なお、伸び率では韓国は前年比15.3%増、ASEANは同13.8%増、EUは同11.7%増、日本は同8.9%増で、米国は同0.7%増と極めて低い伸びに留まった。
5.今後の注目点
(お願い)本誌記載のデータは各種の情報源から入手・加工したものであり、その正確性と安全性を保証するものではありません。また、本誌は情報提供が目的であり、記載の意見や予測は、いかなる契約の締結や解約を勧誘するものではありません。
(2019年01月25日「Weekly エコノミスト・レター」)
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