2019年01月17日

日米CEOの企業価値創造比較と後継者計画

江木 聡

文字サイズ

■要旨

日本におけるコーポレートガバナンス改革の狙いは、中長期的な企業価値の向上である。企業価値創造を物差しとして、世界の社長・CEOを比較したランキングがある。米ハーバード・ビジネス・レビュー誌が「世界のCEOベスト100」として、ここ数年、毎年公表しているものだ。直近の2018年版を国別に集計してみると100人中、最多は49人の米国で、およそ半数を占めている一方、日本は残念ながら5人にとどまる。CEOの業績に対する比較可能な一つの見方に過ぎないとはいえ、企業価値創造という点で日米CEOの成績の差は大きい。ランクインした米国CEOの属性から、日本のコーポレートガバナンスを考える視点がいくつか浮かびあがってくる。

■目次

1――日米経営者の一つの比較
2――米国CEOの実像
3――CEOの就任年齢と在任期間
4――米国は一つの参考となる

(2019年01月17日「基礎研レター」)

Xでシェアする Facebookでシェアする

江木 聡

研究・専門分野

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【日米CEOの企業価値創造比較と後継者計画】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

日米CEOの企業価値創造比較と後継者計画のレポート Topへ