2018年10月18日

来期業績に不透明感!! 日本株の重石に!?~足元の決算が好調でも上値が重たい可能性も~

金融研究部 主任研究員 前山 裕亮

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■要旨
 
  • 日本株は10月上旬に大きく下落し、企業業績からみて株価は割安な水準にあります。
     
  • その一方で今期業績は好調なものの、外部環境の不透明感や半導体市場の成長鈍化などから、来期業績については慎重な見方が広がっています。
     
  • 来期業績への警戒感が後退しない限り、足元の決算発表が好調でも上値の重たい展開が続く可能性があると考えています。

■目次

1――企業業績からみて株価は割安水準
2――今期は好調、でも来期見通しは慎重
3――外部環境の不透明感が背景にある?
4――さいごに
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金融研究部   主任研究員

前山 裕亮 (まえやま ゆうすけ)

研究・専門分野
株式市場・投資信託・資産運用全般

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和総研入社
    2009年 大和証券キャピタル・マーケッツ(現大和証券)
    2012年 イボットソン・アソシエイツ・ジャパン
    2014年 ニッセイ基礎研究所 金融研究部
    2022年7月より現職

    【加入団体等】
     ・日本証券アナリスト協会検定会員
     ・投資信託協会「すべての人に世界の成長を届ける研究会」 客員研究員(2020・2021年度)

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