- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- 東京都心部Aクラスビルのオフィス市況見通し(2018年8月)-オフィス市況のピークアウトは2019年後半に後ずれ
2018年08月13日
■要旨
■目次
1. 東京オフィス市況 後退するピークアウト懸念
2. 想定以上のオフィス需要を背景に空室率の改善が続く
3. 企業の賃料負担力が高まらず伸び悩むオフィス賃料
4. 東京都心部Aクラスビル市況見通し
- 東京オフィス市況は堅調に推移している。2018年はオフィスビルの大量供給があるものの、想定以上のオフィス需要により、空室率の低下が続いている。
- 旺盛なオフィス需要の背景として、IT業を中心とした旺盛なオフィス拡張意欲、人材確保や働き方改革の動き、コワーキングスペースの拡大が挙げられる。
- オフィス需給の逼迫にもかかわらず、賃料は緩やかである。企業の賃料負担力がさほど高まっていないことが要因である。
- ニッセイ基礎研究所では、過去半年間のオフィス市況が予想以上に堅調に推移していることを受けて、東京都心部Aクラスビルの市況見通しを改定した。
- 東京都心部Aクラスビルの賃料は、標準シナリオでは、2019年3Qのピークまで2018年2Q対比+0.7%上昇した後、2019年10月の消費税増税や2020年の大量供給を背景に、2022年1Qまでにピークから▲17.3%下落する。賃料は2022年1Qのボトムにおいても2015年頃の水準(31,000円/坪前後)で下げ止まることが予想される。
■目次
1. 東京オフィス市況 後退するピークアウト懸念
2. 想定以上のオフィス需要を背景に空室率の改善が続く
3. 企業の賃料負担力が高まらず伸び悩むオフィス賃料
4. 東京都心部Aクラスビル市況見通し
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1778
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年03月19日
東南アジア経済の見通し~輸出底打ちで再び緩やかな回復軌道に復帰 -
2024年03月19日
韓国政府の優秀外国人材確保政策-その3-韓国政府の他の優秀外国人材の確保政策 -
2024年03月19日
韓国政府の優秀外国人材確保政策-その2-優秀人材特別帰化制度の適用対象を大幅に拡大 -
2024年03月19日
韓国政府の優秀外国人材確保政策-その1-2011年施行された改正国籍法の主な内容 -
2024年03月19日
保険会社の再建と破綻処理等の制度構築の動き(英国)-PRAが「ソルベント・イグジット」の導入について意見募集中
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
-
2023年04月27日
News Release
【東京都心部Aクラスビルのオフィス市況見通し(2018年8月)-オフィス市況のピークアウトは2019年後半に後ずれ】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
東京都心部Aクラスビルのオフィス市況見通し(2018年8月)-オフィス市況のピークアウトは2019年後半に後ずれのレポート Topへ