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- 大企業のコーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)~大企業によるオープンイノベーション~
2018年07月05日
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■要旨
■目次
1――はじめに
2――増加するコーポレート・ベンチャー・キャピタル
3――コーポレート・ベンチャー・キャピタルに求められるもの
1|目利き力、経営支援力
2|社内・外のネットワーク
3|目的と目指す成果の明確化と、その共有化
4|継続性
4――これから真価が問われるCVC
- 「オープンイノベーション」の必要性が叫ばれる中、大企業による「コーポレート・ベンチャー・キャピタル(CVC)」がグローバルで積極的に活動している。
- 米国や中国に大きく差をつけられてはいるものの、昨今日本の大企業によるCVC設立が相次ぎ、注目されている。
- CVCには、目利き力、経営支援力、社内・外のネットワーク、目的と目指す成果の明確化・共有化、継続性が求められる。
- 設立間もないCVCも、まさにこれから、投資先の成否・優劣が少しずつ見え始めるタイミングを迎える。
- 失敗に直面した際にそこで足を止めてしまうのではなく、次に繋げて継続していけるのかが重要だ。長く続けた者がその果実を得るのがベンチャー投資の世界である。多くのCVCが中長期的な視点で投資を継続して、ベンチャー創出・育成の一翼を担う大きな存在となることを期待したい。
■目次
1――はじめに
2――増加するコーポレート・ベンチャー・キャピタル
3――コーポレート・ベンチャー・キャピタルに求められるもの
1|目利き力、経営支援力
2|社内・外のネットワーク
3|目的と目指す成果の明確化と、その共有化
4|継続性
4――これから真価が問われるCVC
(2018年07月05日「基礎研レター」)
中村 洋介
中村 洋介のレポート
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