医療・ヘルスケア
2018年03月05日

医療費が高額になってしまったらどうすればいいの?

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任 村松 容子

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■要旨

保険診療においては、家計に対する医療費が過重にならないよう、医療費の自己負担に上限を設ける「高額療養費制度」という仕組みがあります。上限額は、年齢と所得によって決まっています。

本稿では、高額療養費制度の仕組みと利用の仕方、および自己負担上限額の最近の動向を紹介します。

■目次

1――医療費負担額には限度額が設けられている
  1|高額療養費制度とは?
  2|現在の自己負担限度額
2――払い戻しを受けるか、現物給付を受けるか
  (1) 払い戻しの場合
  (2) 現物給付の場合
3――自己負担限度額改定の動向
4――高額療養費適用分は保険者が負担する

(2018年03月05日「基礎研レター」)

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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

村松 容子 (むらまつ ようこ)

研究・専門分野
健康・医療、生保市場調査

経歴
  • 【職歴】
     2003年 ニッセイ基礎研究所入社

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