2017年11月14日

米国の個人年金販売に異変? 変額年金販売額が縮小-生保会社のリスク回避と規制改定の影響-

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   松岡 博司

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■要旨

1990年半ば以降の20年来、米国では変額年金が生保会社の経営を支える重要な収益源となってきた。

しかし、ここ数年、変額年金の販売に変調が生じている。

2016年は定額年金の販売額が変額年金の販売額を上回った。 定額年金の販売額が変額年金の販売額を上回るのは実に24年ぶりのことである。

従来の変額年金の販売動向は株式市場の動向と相関があったが、今回の不振では株価動向との連動性が見られない。

多くの生保会社が経営判断として生存給付保証付きの変額年金販売に慎重に転じたこと、および米国労働省(DOL)が2016年4月に発出したフィデューシャリー・デューティ・ルールの改正案が変額年金と指数連動型年金に不利な内容であったため、生保業界に混乱をもたらし、特に変額年金の販売に慎重になる生保会社が多かったことが、今回の不振の主たる原因であったからである。

■目次

1――米国の個人年金販売状況(2016年)
  (1)個人年金総合
  (2)変額年金
  (2)定額年金
2――2017年の個人年金販売状況
さいごに
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

松岡 博司 (まつおか ひろし)

研究・専門分野
生保経営・生保制度(生保販売チャネル・バンカシュランス等、主に日本生命委託事項を中心とする研究)

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