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長期積立てが重要な老後の備えを考える時機が到来-DC制度改正を控えて、自助努力を考える-

金融研究部 企業年金調査室長 年金総合リサーチセンター・ジェロントロジー推進室兼任 梅内 俊樹

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個人型確定拠出年金(個人型DC)は、この長期の積立てを支え、個人の老後の備えをサポートする制度として、拠出・運用・給付の各段階で税制が優遇される制度です。運用収益が多額になる長期投資では、運用収益が非課税となるメリットを享受する上でも、積極的に活用すべき制度と言えます。現在は、加入可能者が限られるため、必ずしも全ての人が加入できるわけではありません。しかしながら、加入可能者については、改正が見込まれています。DCの改正法案が先の国会に提出されており、次期国会での成立が期待されています。法案が成立すれば、1~2年のうちに20歳以上60歳未満の全ての人が原則として加入できるようになります。DCの制度改正は、老後生活に備えることの必要性や資産形成を真剣に考えるいい機会と言えます。
(2015年11月30日「研究員の眼」)

03-3512-1849
- 【職歴】
1988年 日本生命保険相互会社入社
1995年 ニッセイアセットマネジメント(旧ニッセイ投信)出向
2005年 一橋大学国際企業戦略研究科修了
2009年 ニッセイ基礎研究所
2011年 年金総合リサーチセンター 兼務
2013年7月より現職
2018年 ジェロントロジー推進室 兼務
2021年 ESG推進室 兼務
梅内 俊樹のレポート
日付 | タイトル | 執筆者 | 媒体 |
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2024/04/03 | 私的年金の拠出枠組みについての更なる検討が必要 | 梅内 俊樹 | ニッセイ年金ストラテジー |
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