- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- アンケート結果にみるビジネスマンの消費生活 -可処分所得と可処分時間の使い方の現状と今後-
■見出し
1.「消費の効用」と時間制約
2.ビジネスマンの可処分所得と可処分時間の使い方(アンケート調査結果)
3.おわりに
■introduction
「前川レポート」以来、内需(消費)拡大による「より豊かな人生を」という議論が盛んに行われ、「高額商品ブーム」にみられるように家計の消費意欲は旺盛になっている。伝統的な「勤勉・貯蓄指向」の中から、「消費」そのものを楽しみ、消費生活を通して自己表現をしていくというライフスタイルが芽生えつつあるようである。
「消費」を楽しむには相応の可処分所得が必要であることはいうまでもないが、いくらお金があっても、常に仕事に追われ仕事以外は食事とシャワーと睡眠の時間しかないようでは、消費生活を通して自己表現をするというようなことはできない。可処分所得と共に自分の自由になる「可処分時間」が必要なのである。
本稿では、まず「消費の効用」というものを考える場合、「自由時間」はどの様な意味を持つのかを簡単なモデルを使って整理し、次に、そのふたつにスポットを当てて行われた『ニッセイ・ビジネスマン・アンケート』の調査結果から浮かび上がる、ビジネスマンの可処分所得と可処分時間の使い方の実態および将来の姿をレポー卜する。
このレポートの関連カテゴリ
石山 佳史
丸茂 恭敬
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月07日
インドネシア経済:24年1-3月期の成長率は前年同期比+5.11%~選挙関連支出が消費を押し上げ、2期連続の5%成長 -
2024年05月07日
成長と分配の好循環に不可欠な中小企業の復活 -
2024年05月07日
ドリームジャンボの期待2024-能登半島地震の被災地支援に向けて -
2024年05月07日
ユーロ圏失業率(2024年3月)-失業率は6.5%で横ばい推移 -
2024年05月07日
マクドナルドにサラダは必要か-2つのケースから見るマクドナルドとサラダ
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【アンケート結果にみるビジネスマンの消費生活 -可処分所得と可処分時間の使い方の現状と今後-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
アンケート結果にみるビジネスマンの消費生活 -可処分所得と可処分時間の使い方の現状と今後-のレポート Topへ