2023年11月28日

堅調を維持している2023年上期米国個人生命保険販売-下半期も引き続き増加基調か-ニーズ取り込みに課題も-

保険研究部 上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長 有村 寛

文字サイズ

■要旨

米国における生保・年金のマーケティングに関する代表的な調査・教育機関であるLIMRAが発表したデータによれば、2023年上半期の個人生命保険販売は、新契約保険料こそ若干減少したものの、新契約高、新契約件数とも増加した。

記録的な増加率となった2021年以降、堅調を維持しているといえよう。

ここでは、米国における個人生命保険販売の状況、ならびに課題について紹介したい。

■目次

1――米国における個人生命保険2023年上半期の新契約販売業績の概況
2――消費者ニーズは必ずしも取り込み切れていないとの見方も
Xでシェアする Facebookでシェアする

保険研究部   上席研究員 兼 気候変動リサーチセンター 気候変動調査部長

有村 寛 (ありむら ひろし)

研究・専門分野
保険商品・制度

経歴
  • 【職歴】
    1989年 日本生命入社
    1990年 ニッセイ基礎研究所 総合研究部
    1995年以降、日本生命にて商品開発部、法人営業企画部(商品開発担当)、米国日本生命(出向)、企業保険数理室、ジャパン・アフィニティ・マーケティング(出向)、企業年金G等を経て、2021年 ニッセイ基礎研究所へ、2023年7月より現職

公式SNSアカウント

新着レポートを随時お届け!
日々の情報収集にぜひご活用ください。

週間アクセスランキング

レポート紹介

【堅調を維持している2023年上期米国個人生命保険販売-下半期も引き続き増加基調か-ニーズ取り込みに課題も-】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

堅調を維持している2023年上期米国個人生命保険販売-下半期も引き続き増加基調か-ニーズ取り込みに課題も-のレポート Topへ