- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 不動産 >
- 不動産市場・不動産市況 >
- Jリート市場は2年ぶりに反落。物件取得額は大きく鈍化-不動産クォータリー・レビュー2017年第4四半期
2018年02月09日
■要旨
■目次
1. 経済動向と住宅市場
2. 地価動向
3. 不動産サブセクターの動向
(1) オフィス
(2) 賃貸マンション
(3) 商業施設・ホテル・物流施設
4. J -REIT(不動産投信)・不動産投資市場
- 2017年7-9月期のGDP成長率は上方修正され、輸出の増加や好調な企業業績を背景に設備投資の回復が続いている。住宅市場は価格が強含むなか横ばいで推移している。2017年の新設住宅着工戸数は▲0.3%減少、首都圏のマンション新規発売戸数は4年ぶりに増加、中古マンションの成約件数0.4%増加した。地価は引き続き上昇している。
- 東京オフィス市場は、空室率が低下し賃料も緩やかに上昇しているが、Aクラスビルの賃料は高値圏で小幅な動きとなっている。東京のマンション賃料は緩やかに上昇している。2017年の訪日外国人客数は前年比19%増加の2,869万人(2020年4,000万人目標)、外国人の延べ宿泊者数は13%増加、旅行消費額は18%増加した。物流施設市場は、大量供給のあった近畿圏で空室率が大きく上昇している。
- 2017年のJ-REIT市場は▲10%下落し2年ぶりに反落した。年間の物件取得額は約1.3兆円となり市場の拡大ペースが鈍化するなか、物流施設とホテルの割合が拡大した。ニッセイ基礎研究所による「不動産市況アンケート」では、先行きに対する警戒感が昨年より後退する結果となった。
■目次
1. 経済動向と住宅市場
2. 地価動向
3. 不動産サブセクターの動向
(1) オフィス
(2) 賃貸マンション
(3) 商業施設・ホテル・物流施設
4. J -REIT(不動産投信)・不動産投資市場
このレポートの関連カテゴリ
03-3512-1858
経歴
- 【職歴】
1993年 日本生命保険相互会社入社
2005年 ニッセイ基礎研究所
2019年4月より現職
【加入団体等】
・一般社団法人不動産証券化協会認定マスター
・日本証券アナリスト協会検定会員
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年04月25日
欧州大手保険グループの地域別の事業展開状況-2023年決算数値等に基づく現状分析- -
2024年04月24日
中国経済の現状と注目点-24年1~3月期は好調な出だしとなるも、勢いが持続するかは疑問 -
2024年04月24日
人手不足とインフレ・賃上げを考える -
2024年04月24日
米国でのiPhone競争法訴訟-司法省等が違法な独占確保につき訴え -
2024年04月23日
他国との再保険の監督に関する留意事項の検討(欧州)-EIOPAの声明
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【Jリート市場は2年ぶりに反落。物件取得額は大きく鈍化-不動産クォータリー・レビュー2017年第4四半期】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
Jリート市場は2年ぶりに反落。物件取得額は大きく鈍化-不動産クォータリー・レビュー2017年第4四半期のレポート Topへ