2017年02月07日

生活保護と医療-医療の格差は生じていないか?

保険研究部 主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任   篠原 拓也

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■要旨

日本では、生活保護の受給が過去最多の水準になっている。生活保護受給者にとって、健康の維持や、病気になったときの医療へのアクセスは、大きな関心事となる。一方、生活保護による医療は、過剰診療につながりやすいとの課題も指摘されている。本稿では、生活保護と医療の現状について、見ていくこととしたい。

■目次

1――はじめに
2――生活保護受給者の増加
  1|高齢者世帯を中心に生活保護世帯は増加している
  2|低所得世帯の割合が高まっている
  3|生活保護費のうち、医療扶助が半分を占める
  4|生活保護受給には、4つの条件をすべて満たすことが必要
3――生活保護受給者に対する医療扶助の現状
  1|生活保護受給者は、国民健康保険制度や後期高齢者医療制度が適用除外となる
  2|医療扶助を受けるためには申請や、医療券等の手続きが必要
  3|医療扶助は指定医療機関での受診に限られる
4――生活保護受給者に対する医療の課題
  1|生活保護受給者の精神疾患対策や、健康管理の推進が重要
  2|患者自己負担がないため、過剰診療を招きやすい
5――おわりに (私見)
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保険研究部   主任研究員・ヘルスケアリサーチセンター兼任

篠原 拓也 (しのはら たくや)

研究・専門分野
保険商品、保険計理

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