2016年09月20日

「脱・産みの苦しみ出産社会」を目指して-少子化社会データ再考:国際的に見た女性活躍と脱少子化に不利な日本のある特徴とは-

生活研究部 研究員   天野 馨南子

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■要旨

医療関係者はさておき一般的には、日本が国際的に見て「出産に関して非常に独特な先進国」であることはあまり知られていないかもしれない。

そしてその「独特さ」が、これからの日本の女性活躍推進や脱・少子化に暗い影を落としかねないことも強く認識はされていないように思われる。

本稿では、この日本の出産における独特な状況を国際比較ならびに国内データを検証することにより明らかにし、その「壁の高さ」を指摘する。また、今後どのような方向性が望まれるかについて、あくまでも脱・少子化を担う「消費者(出産する者)の立場」から、考えを示している。

日本において、
 1人でも多くの母親が育児ライフを満面の笑みで、スタートできるような、
そして、
 1人でも多くのベビーが満面の母の笑顔に1日でも早く触れることができるような、
そんな社会作りへの考察の一助となれば幸いである。

■目次

1――はじめに
2――他の先進国から見た日本のお産に関する「不思議データ」
3――産みの苦しみをもたらす分布状況
4――脱・少子化と女性活躍を推進する上で、看過しがたい事案
  1|少子化対策としての効果
  2|女性活躍推進策としての効果
5――笑顔の出産、そして笑顔の育児社会の実現を
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生活研究部   研究員

天野 馨南子 (あまの かなこ)

研究・専門分野
少子化対策・女性活躍推進

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