2015年07月30日

生涯現役社会の環境整備に関する一考察~地域における65歳以上の就業促進に向けて

生活研究部 主任研究員   前田 展弘

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■要旨

2015年6月、厚生労働省が主催する有識者会議「生涯現役社会の実現に向けた雇用・就業環境の整備に関する検討会」の報告書が公表された。この検討会は、年齢にかかわりなく働く意欲のある高年齢者が能力や経験を活かし、生涯現役で活躍し続けられる社会環境を整えていくために必要となる制度・施策の方向性について検討することを目的に設置されたものである。本報告書では、ⅰ)企業における高年齢者の雇用の促進、ⅱ)職業生活設計と能力開発の支援、ⅲ)中高年齢者の再就職の支援、ⅳ)地域における多様な雇用・就業機会の確保、ⅴ)シルバー人材センターの機能強化、の5つの論点について、国が推進をはかるべき諸点がまとめられている。本稿では、論点ⅳ・ⅴが該当する「地域(自治体)」における取組みに焦点を当て、今後の展開が期待される「セカンドライフ支援プラットフォーム事業」及び「シルバー人材センターの機能強化」の方向性について、今後想定されるであろう課題を提起しつつ、その解決に向けた私見を述べる。

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生活研究部   主任研究員

前田 展弘 (まえだ のぶひろ)

研究・専門分野
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)、超高齢社会・市場、QOL(Quality of Life)、ライフデザイン

(2015年07月30日「基礎研レポート」)

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