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○ 5月10-11日に発表された4月の景気指標は、輸出、投資、消費の3つの柱が前回発表の3月よりも揃って鈍化した。一方、消費者物価は前年同月比で3.4%と前回発表の3月よりも上昇率が鈍化、景気減速を確認すると同時にインフレ懸念の弱まりも確認する結果となった。
○ これを受けて中国人民銀行は、5月12日に預金準備率を0.5ポイント引き下げると発表(実施は5月18日)、緩やかな景気減速を背景に金融政策を緩和方向へ微調整する局面が続いている。
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三尾 幸吉郎
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