2012年05月07日

5月ECB政策理事会: 政策金利据え置きと金額無制限の短期資金供給継続で構造調整を支援へ

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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3日開催の5月の欧州中央銀行(ECB)政策理事会は、景気・インフレの現状判断・見通しと金融政策スタンスは緩和的との判断を維持し、政策金利の据え置きを決めた。
ドラギ総裁は、緊縮財政、構造改革というユーロ危機の処方箋に肯定的な立場を示し、4月25日の欧州議会証言で提案した「成長協定」は、「財政条約」と矛盾するものではなく、長期的な経済改革の方向性を示すものと定義した。
金融政策の次の一手について「事前に約束しない」という立場を崩さなかったが、「出口戦略は時期尚早」ともしており、政策金利の据え置きと金額無制限の短期資金供給の継続で構造調整をサポートすると思われる。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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