2010年10月08日

10月ECB政策理事会:非標準的手段の段階的収束の方針は変らず

経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

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■見出し

・政策金利は据え置き、流動性供給について追加的な決定もなし
・為替の過剰なボラティリティー、無秩序な変動は経済活動に負の影響を及ぼすと強調

■introduction

欧州中央銀行(ECB)は、7日に政策理事会を開催した。政策金利は大方の予想どおり据え置きで、流動性供給についても追加的な決定も行なわれなかった。景気、インフレの現状判断と見通しに目立った修正がなかったことと整合的な結果と言えよう。
質疑応答では、最近の市場金利の上昇について「銀行の意志の反映」であり、非標準的手段の段階的収束を図る方針も不変とした。為替市場の動きについては「為替相場はファンダメンタルズを反映すべき」であり、「過剰なボラティリティー、無秩序な変動は経済活動に負の影響を及ぼす」との立場を強調した。

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経済研究部   上席研究員

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

研究・専門分野
欧州経済

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