2009年09月24日

貿易統計09年8月~輸出入ともに下げ止まり

経済研究部 経済調査室長   斎藤 太郎

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■見出し

・貿易収支は3ヵ月連続で改善
・輸出入ともに下げ止まり
・米国向けの自動車輸出が持ち直し

■introduction

財務省が9月24日に公表した貿易統計によると、8月の貿易収支は1,857億円の黒字となり、ほぼ事前の市場予想(ロイター事前予想:1,700億円、当社予想は3,673億円)通りの結果となった。
輸出入ともに引き続き大幅な減少となったが、輸入の減少幅(前年比▲41.3%)が輸出の減少幅(前年比▲36.0%)を上回ったため、貿易収支は3ヵ月連続で前年よりも改善した。季節調整済の貿易収支は2,354億円と5ヵ月連続の黒字となり、黒字幅は前月の2,221億円から若干拡大した。
輸出の内訳を数量、価格に分けてみると、輸出数量が前年比▲25.3%(7月:同▲27.6%)、輸出価格が前年比▲14.3%(7月:同▲12.3%)であった。輸入の内訳は、輸入数量が前年比▲12.8%(7月:同▲14.9%)、輸入価格が前年比▲32.7%(7月:同▲30.4%)であった。
輸出入ともに数量ベースでは減少幅が縮小したが、円高の進展などを背景に価格の落ち込み幅が拡大したため、金額ベースの減少幅は輸出入ともに前月と大きく変わらなかった。

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経済研究部   経済調査室長

斎藤 太郎 (さいとう たろう)

研究・専門分野
日本経済、雇用

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