- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 経済 >
- 米国経済 >
- 米国経済動向~注目集めるクリスマスセールの行方
2006年11月22日
<米国経済の動き>
- 7-9月期実質GDPは前期比年率+1.6%と4-6月期+2.6%からさらに低下するなど、景気減速の動きは鮮明化している。しかし、内訳を見ると住宅投資の冷え込みの半面、消費や設備投資等の主要項目は意外に堅調だ。
- こうした中、米景気にとって今後の行方を占う重要なイベントであるクリスマスセールを迎える。主要調査機関の見通しは、昨年を下回るが景気減速下にしては堅調な予想である。住宅市場のマイナスの影響は否定できないものの、最近の上方修正で雇用の伸びが確認されつつあり、ガソリン価格の下落や株価の上昇等、消費を支援する材料も豊富で、クリスマスセールへの期待を盛り上げている。
- 一方、FRBは10月FOMCで3度目の金利据え置きを決定した。その議事録は、インフレへの根強い警戒を窺わせるものだったが、その後発表された物価指標では、最近見られないほどの下落を見せるものもあり、据え置き持続の情勢と言えよう。
このレポートの関連カテゴリ
土肥原 晋
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月07日
今週のレポート・コラムまとめ【4/30-5/2発行分】 -
2024年05月02日
為替介入再開、既に連発か?~状況の整理と今後の注目ポイント -
2024年05月02日
米FOMC(24年5月)-予想通り、6会合連続で政策金利を据え置き。量的引締めペースの減速を決定 -
2024年05月01日
ユーロ圏消費者物価(24年4月)-総合指数は横ばい、コア指数は低下 -
2024年05月01日
ユーロ圏GDP(2024年1-3月期)-前期比0.3%、プラス成長に転じる
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【米国経済動向~注目集めるクリスマスセールの行方】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
米国経済動向~注目集めるクリスマスセールの行方のレポート Topへ