2003年09月19日

2003年~2004年欧米経済見通し

  土肥原 晋
経済研究部 上席研究員   伊藤 さゆり

文字サイズ

<米国経済見通し・今後の米国金融市場>

  1. 米国経済は、減税効果を得た消費支出を中心に堅調な回復局面にある。ただし、雇用の回復が遅れていることから、ジョブレスリカバリーの様相を呈しており、景気の持続性についての懸念も根強い。2003年の成長率は2.6%、2004年は3.5%への回復が見込まれる。
  2. 米国長期金利(10年国債金利)については、当面の想定フェアバリューを3%半ば~4%近辺とした。なお、当面は米国経済が循環的な回復を続ける分、想定したフェアバリューの上限(4%)近辺での推移を続ける可能性が高いだろう。

<欧州経済見通し>

  1. 2003年のユーロ圏の成長率は、年前半の景気停滞で0.5%に留まるが、2004年にかけて輸出環境の好転とユーロ高修正による外需の改善で景気は緩やかに持ち直す見込みである。
  2. イギリスの成長率は、外部環境の改善による輸出・生産の回復、個人消費の堅調、公的需要の下支えにより、2003年の1.7%から2004年は2.2%に回復する見込みである。
36201_ext_15_1.jpg

土肥原 晋

43_ext_01_0.jpg

経済研究部

伊藤 さゆり (いとう さゆり)

レポート

アクセスランキング

【2003年~2004年欧米経済見通し】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

2003年~2004年欧米経済見通しのレポート Topへ