- シンクタンクならニッセイ基礎研究所 >
- 生保会社における金融業務多様化の必要性について
■見出し
1.はじめに
2.生保金融業務の2つの側面
3.生保金融業界を取り巻く環境変化
4.生保金融業務多様化の方向性
5.おわりに
■はじめに
現在、金融制度調査会を中心に専門金融機関制度の在り方が審議されている。そして金融制度第二委員会は近々(5月中にも)中間報告書を取りまとめる状況にある。ここでの審議は今後の我が国金融制度の枠組みを方向付けるものとして極めて重要な意味をもつものである。しかしながら、現状生保会社の位置づけについては必ずしも明確にされておらず、今後、保険審議会の場で検討される方向へと移ってきている。
経済金融環境の変化に対応し金融サービスの向上と契約者利者の増進を図っていくためには、生保金融業務の多様化が必要不可欠と言える。従って、それが今後の金融制度改革の中で適切に反映されねばならないと考える。これに対し金融業務の多様化が生保事業からの逸脱という意見も一部に散見される。
そこで以下、生保金融業務の意義と多様化の必要性について私見を述べていきたい。
このレポートの関連カテゴリ
佐々木 孝雄
研究・専門分野
公式SNSアカウント
新着レポートを随時お届け!日々の情報収集にぜひご活用ください。
新着記事
-
2024年05月13日
英国GDP(2024年1-3月期)-年明け以降はプラス成長に -
2024年05月10日
米国消費者の生命保険ニーズギャップは過去最大-コロナ禍以降、ニーズギャップは拡大- -
2024年05月10日
英国金融政策(5月MPC公表)-6会合連続で政策金利据え置きを決定 -
2024年05月10日
米労働市場の減速は続くか-中小企業を中心に労働需要が低下するほか、移民増加が賃金上昇圧力を緩和する可能性 -
2024年05月10日
投資部門別売買動向(24年4月)~個人は2カ月連続買い越し~
レポート紹介
-
研究領域
-
経済
-
金融・為替
-
資産運用・資産形成
-
年金
-
社会保障制度
-
保険
-
不動産
-
経営・ビジネス
-
暮らし
-
ジェロントロジー(高齢社会総合研究)
-
医療・介護・健康・ヘルスケア
-
政策提言
-
-
注目テーマ・キーワード
-
統計・指標・重要イベント
-
媒体
- アクセスランキング
お知らせ
-
2024年04月02日
News Release
-
2024年02月19日
News Release
-
2023年07月03日
News Release
【生保会社における金融業務多様化の必要性について】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。
生保会社における金融業務多様化の必要性についてのレポート Topへ