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1989年02月01日
<概況>
米国経済指標をみると、生産・消費の両面で堅調が続いている。また、雇用統計も好調さを持続している。
一方、日本経済は個人消費の盛り上がりと設備投資の拡大を主因に好調な推移が続いている。6月以降輸出が再び拡大していることや、通関輸入原油価格の低迷が続いていることも、景気の拡大にプラスに作用しているものとみられる。ただ、貿易黒字の拡大基調が鮮明なものとなってきており、貿易摩擦の再燃が懸念される。
また、税制改革関連6法案が成立し、4月より消費税が導入される運びとなったが、経済に与える影響は不透明な面があるものの、総じて軽微なものにとどまりそうである。
(1989年02月01日「調査月報」)
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