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宇宙天気現象に関するリスク-太陽フレアなどのピークに入っている今日この頃

保険研究部 主任研究員 年金総合リサーチセンター・気候変動リサーチセンター兼任 安井 義浩
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ここ1年間ほどの時期は、約11年に一度の太陽活動のピークにあたる。近年の情報・通信技術の発展に伴い、太陽活動により生じる太陽フレアのような「宇宙天気現象」が、各種通信の途絶の被害などをもたらすリスクが高まっている。専門的に使われる通信だけでなく一般の社会でも、携帯電話が一時的に使えなくなる、といった被害などが生じる可能性があるが、こうしたリスクの認知度は高くはないようである。そうした宇宙天気現象とその被害、現在の検討状況などについて紹介する。
■目次
1――はじめに
2――太陽活動と、その地球への影響
1|太陽活動
2|地球への影響
3|自然災害全体の中での宇宙天気現象の位置づけ
4|過去の事例
3――宇宙天気予報と極端な宇宙現象がもたらす最悪シナリオ
1|宇宙天気予報
2|最悪シナリオ
4――各段階における危機管理
1|対応方向
2|社会インフラに関して実施されるべき共通の対策
3|保険の活用
5――私見など
(2025年03月21日「基礎研レポート」)

03-3512-1833
- 【職歴】
1987年 日本生命保険相互会社入社
・主計部、財務企画部、調査部、ニッセイ同和損害保険(現 あいおいニッセイ同和損害保険)(2007年‐2010年)を経て
2012年 ニッセイ基礎研究所
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
・日本証券アナリスト協会 検定会員
安井 義浩のレポート
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