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- ブラジルGDP(2023年10-12月期)-前期比で小幅マイナス成長に転じる
2024年03月04日
1.結果の概要:前期比▲0.0%と小幅マイナス成長
1 bloomberg集計の中央値。以下の予想値も同様。
2.結果の詳細:輸出が急減速、消費はマイナス成長に
23年10-12月期の実質GDP伸び率は前期比▲0.0%(季節調整値、年率換算▲0.1%)と21年4-6月期(前期比▲0.6%、年率換算▲2.2%)以来となるマイナス成長となった。コロナ禍前(19年10-12月期)比では7.0%だった(図表4・5)。伸びのトレンドが見やすい前年比では2.1%となり、ほぼ7-9月期(前年比2.0%)並みの2%程度の成長率を維持している。23年の暦年成長率は2.9%(22年は3.0%)だった。
成長率(前期比)を需要項目別に見ると、個人消費が▲0.2%(前期:0.9%)、政府消費が0.9%(前期:0.6%)、投資が0.9%(前期:▲2.2%)、輸出が0.1%(前期:2.8%)、輸入が0.9%(前期:▲2.1%)だった。投資の伸びが4四半期連続のマイナスからプラスに転じたが、消費の伸びがマイナスとなり、また輸出の伸びが大幅に減速した。
なお、コロナ禍前との対比では、個人消費が5.3%、政府消費が5.8%、投資が10.3%、輸出が19.6%、輸入4.0%だった(図表4)。
成長率(前期比)を需要項目別に見ると、個人消費が▲0.2%(前期:0.9%)、政府消費が0.9%(前期:0.6%)、投資が0.9%(前期:▲2.2%)、輸出が0.1%(前期:2.8%)、輸入が0.9%(前期:▲2.1%)だった。投資の伸びが4四半期連続のマイナスからプラスに転じたが、消費の伸びがマイナスとなり、また輸出の伸びが大幅に減速した。
なお、コロナ禍前との対比では、個人消費が5.3%、政府消費が5.8%、投資が10.3%、輸出が19.6%、輸入4.0%だった(図表4)。
産業分類別に実質GDPの伸び率を見ると(図表3・5)、第一次産業は前期比▲5.3%(前期:▲5.6%)、第二次産業は同1.3%(前期:0.6%)、第三次産業は同0.3%(前期:0.3%)だった。これまで大豆などの収穫が好調だった反動で第一次産業の大幅マイナス成長が続く一方、第二次産業、第三次産業はプラス成長が維持されている。
より細かい業種では、第二次産業のうち製造業が前期比▲0.2%となり、第三次産業のうち卸・小売業(前期比▲0.8%)、運輸業(▲0.6%)、情報通信業(▲0.1%)がマイナス成長となっている(図表3)。
より細かい業種では、第二次産業のうち製造業が前期比▲0.2%となり、第三次産業のうち卸・小売業(前期比▲0.8%)、運輸業(▲0.6%)、情報通信業(▲0.1%)がマイナス成長となっている(図表3)。
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経歴
- 【職歴】
2002年 東京工業大学入学(理学部)
2006年 日本生命保険相互会社入社(資金証券部)
2009年 日本経済研究センターへ派遣
2010年 米国カンファレンスボードへ派遣
2011年 ニッセイ基礎研究所(アジア・新興国経済担当)
2014年 同、米国経済担当
2014年 日本生命保険相互会社(証券管理部)
2020年 ニッセイ基礎研究所
2023年より現職
【加入団体等】
・日本証券アナリスト協会 検定会員
(2024年03月04日「経済・金融フラッシュ」)
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