2023年07月05日

気候変動に関連する情報開示の動向

金融研究部 准主任研究員・ESG推進室兼任 原田 哲志

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■要旨

経済や社会への気候変動に関連する災害のリスクが高まっており、気候変動に関連した企業が抱えるリスクを評価するために、企業の気候変動に関連する情報開示が求められている。気候変動に関連する情報開示は、国際イニシアチブで国際的なスタンダードが形成されるとともに、日本でも有価証券報告書にサステナビリティに関する記載欄が新設され、今後、開示基準の策定が予定されている。

■目次

1――求められる気候変動に関連する情報開示
2――気候変動に関連する情報開示の国際イニシアチブ
3――イニシアチブの統合と連携
4――日本での気候変動に関する情報開示の動向
5――おわりに
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金融研究部   准主任研究員・ESG推進室兼任

原田 哲志 (はらだ さとし)

研究・専門分野
資産運用、オルタナティブ投資

経歴
  • 【職歴】
    2008年 大和証券SMBC(現大和証券)入社
         大和証券投資信託委託株式会社、株式会社大和ファンド・コンサルティングを経て
    2019年 ニッセイ基礎研究所(現職)

    【加入団体等】
     ・公益社団法人 日本証券アナリスト協会 検定会員
     ・修士(工学)

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【気候変動に関連する情報開示の動向】【シンクタンク】ニッセイ基礎研究所は、保険・年金・社会保障、経済・金融・不動産、暮らし・高齢社会、経営・ビジネスなどの各専門領域の研究員を抱え、様々な情報提供を行っています。

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