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コロナが精神疾患に与えた影響-アメリカではコロナ禍により、抑うつと不安症が3倍以上に増加

保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員 篠原 拓也
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近年、精神疾患の患者が増加している。日本では、精神疾患の総患者数が2020年に急増している。その原因として、コロナ禍に対する外出自粛等の感染拡大防止策が精神疾患の患者に影響を与えたことが考えられる。アメリカでも、日本と同様に、コロナ禍によって、精神疾患の有病率が急上昇した。本稿では、コロナ禍で精神疾患がどう変化したか、その特徴について見ていくこととしたい。
■目次
1――はじめに
2――アメリカの抑うつ症と不安症の推移
1|コロナ禍で抑うつと不安症の有病率は急上昇
2|女性のほうが有病率が高い
3|若年ほど有病率が高い
4|高卒未満の有病率が高い
5|人種による有病率の違いもある
3――コロナ感染と精神疾患の発症
1|重症のコロナ感染者は、長期に渡って精神疾患を患う傾向
2|感染防止プロトコルにより診療の負担が増加
4――精神疾患に対する遠隔医療の浸透
1|感染防止プロトコルにより診療の負担が増加
2|精神疾患の医療では、オンラインでの遠隔医療が浸透した
5――おわりに (私見)
(2023年06月06日「保険・年金フォーカス」)
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保険研究部 主席研究員 兼 気候変動リサーチセンター チーフ気候変動アナリスト 兼 ヘルスケアリサーチセンター 主席研究員
篠原 拓也 (しのはら たくや)
研究・専門分野
保険商品・計理、共済計理人・コンサルティング業務
03-3512-1823
- 【職歴】
1992年 日本生命保険相互会社入社
2014年 ニッセイ基礎研究所へ
【加入団体等】
・日本アクチュアリー会 正会員
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